こんにちは!なんちゃってケアマネのせいいちゃんです!ケアマネって何故か偉そうな人が多いですよね?ケアマネをやってる私でもそう感じる事があります。
今回は何故上から目線のケアマネが誕生するのかを、考察してお伝えしたいと思います!(^^)

今日もよろしくお願いします<m(__)m>
ケアマネってなに?
ケアマネとは、ケアマネージャーの略で「介護支援専門員」のことです。
介護支援専門員(かいごしえんせんもんいん)は、介護保険制度においてケアマネジメントを実施する有資格者のこと。要支援・要介護認定者およびその家族からの相談を受け、介護サービスの給付計画(ケアプラン)を作成し、自治体や他の介護サービス事業者との連絡、調整等を行う。介護保険法に基づく名称は介護支援専門員であるが、ケアマネジャー(care manager)とも呼称される。
Wikipedia
ここにも書かれていますが、「連絡や調整を行うこと」が役割です。
もう一度言います。
ケアマネとは、ケアマネジメントに基づき、連絡調整を行う役割を持った有資格者です。
ケアマネ資格と介護福祉士資格の違い
ケアマネは、都道府県の認定資格です。介護福祉士や社会福祉士のような「国家資格」ではありません。
つまり、資格的には介護福祉士や社会福祉士の方が格上ですが、介護福祉士等の資格を持たなければ、受験出来ない資格でもあるのが、ケアマネ資格です。
ここが一つ目の勘違いポイントでもあります。
都道府県の認定資格でありながら、国家資格を持たないと取得できない資格ということで、国家資格よりも上位資格と勘違いするケアマネが出てくるのです。資格に対する認識が甘いのだと思います。
ケアマネ業務は独占業務
ケアマネ業務は、介護業界の中でヘルパーと同じ「独占業務」です。ケアマネの資格を持たなければ、業務を行う事は出来ないのです。
ですが、ヘルパーとの違いは、ヘルパーの資格は、研修を受けることで取得が可能な資格ですが、ケアマネは資格試験を受け一定水準の合格ラインをクリアする必要のある資格です。
話が逸れた、時を戻そう…
実はこの「独占業務」が、二つ目の勘違いポイントです。
こんなセリフ聞いたことないですか?
- 私が居ないとサービスが使えない!
- 私が選ぶサービスを使えば間違いない!
ケアマネは「ケアマネジメントに基づいて、利用者とサービスを繋ぐ、連絡調整役」です。どの事業所を使うのかを決めるのは利用者とそのご家族です。その選択を円滑に出来るように支援するのが、ケアマネの役割です。ケアマネが決めるのではありません!
ケアマネは、選ぶ為の材料を提案する専門家で無ければならないのです
ケアマネが陥る勘違い
上記でも説明しましたが、「俺様!ケアマネ様!」はまず、「国家資格より上の資格」だと勘違いをします。
次に、「利用者は、私(俺)がいないとサービスが利用できないと勘違いします。そして、サービス事業所に「仕事を与えている」と勘違いします。
利用者にサービスを選んであげて、サービス事業所に仕事を与えている存在になってしまうのです。
その辺の心理的な要因は「介護事業所で何故イジメは起こるのか?」を合わせて読んでいだだけるとより深く分かると思います!
勘違い「オレ様ケアマネ」はこうやって作られるのです。
ケアマネは偉くない
はっきり言います!ケアマネは全く偉くありません!
何故なら、利用者に選ばれ、サービス事業所に受け入れてもらって初めて仕事が出来るのです。利用者は、ケアマネを選ぶことが出来ます。サービス事業所は、サービスを提供しないことも出来ます。
つまり、利用者もケアマネもサービス事業所も常に対等なのです。
何も遠慮をすることはありません。利用者やサービス事業所は、ケアマネに仕事をさせないことも出来るのです。
もう一度言います!
利用者もケアマネもサービス事業所も対等です!
まとめ
今日は、上から目線のケアマネについてお伝えしてきました。
上から目線ケアマネは、色々な勘違いから始まるのです。
ケアマネ資格は、「上位資格」ではありませんし、ケアマネがサービスを選ぶわけでもありません。利用者のニーズに対して、そのニーズに応えるサービスを探し提案する役割です。
つまりケアマネは、高速道路の「ジャンクション」なのです!(上手い事を言ったつもり)
今回私が一番言いたいことは、下記の二つです。
①利用者は、ケアマネの態度が悪かったら、遠慮なく変更してください。
②サービス事業所は、偉そうなケアマネからの依頼は断ってください。
この二つが定着して始めて、上から目線ケアマネは撲滅出来るのです。
これはあくまでも私の持論「せいいちゃん寝る理論」です。(笑)
信じるか信じないかはアナタ次第です!
では、今日はこの辺で!ありがとうございました。
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