認知症は、発症や進行のリスクを減らすことが出来ます。その方法って知ってましたか?
こんにちは!いつも読んで頂きありがとうございます。
本格的に私自身も認知症予防に取組まないとやばいと感じています。
今回は、皆さんが一番興味があるのではないかと思う「認知症の予防について」書いてみたいと思います。

今日もよろしくお願いします<m(__)m>
認知症は脳の病気
以前、
でもお伝えしたように、認知症は脳の病気です。
認知症の定義は、
「一旦正常に発達した認知機能が、何らかの原因で低下し、日常生活に支障をきたす状態」
です。
つまり、認知機能を保つことが出来れば、認知症の発症や進行もある程度予防できるという事になります。
要するに、脳を健康に保つことが重要ということです!
脳の健康を保つ為に必要なことは、まず血管の健康
脳に栄養と酸素を送っているのは、「血液」です。
脳の栄養は「糖」と言われています。
その糖と酸素を運ぶ血液を通すのが、「血管」です。
血管が健康でなければ、血管が詰まりやすくなったり、切れやすくなり、脳の隅々まで血液を運ぶことが出来なくなり、脳が委縮したり、脳梗塞や脳出血のリスクも高まり、認知症が発症したり急激に進行したりする可能性も出てきます。
では、血管を健康に保つ為に必要な事は何でしょうか?
脳血管に悪影響を与えるもの
脳の血管に一番悪影響を与えるのが、「生活習慣病」と言われるものです。
生活習慣病とは、高血圧、脂質異常症、糖尿病などを言います。
これらの生活習慣病は、脳の血管に影響を与えるだけではなく、狭心症や心筋梗塞、脳卒中など直接「死」に繋がる病気へのつながる、恐ろしい物です。
認知症より遥かに「死」に近い病気の原因にもなります。
このような病気にもならないように、生活習慣病は予防しなければならないと思います。
生活習慣病の原因
生活習慣病の原因は下記の通りです。
- 偏った食事
- 運動不足
- 喫煙
- 飲酒
- ストレス
などです。
みなさんどうでしょうか?
一つでも当てはまるものがあれば注意が必要です。
私は、3つ・・・
いや、4つ?当てはまっています(;^_^A
かなりやばいですね。
では、何がやばいのかを見て行きましょう!
偏った食事のリスク
特に塩分の多い食事に偏ると、高血圧のリスクが高くなると言われています。
糖質の多い食事は糖尿病のリスクが高まります。
資質の多い食事は脂質異常症のリスクが高まります。
つまり、
「血管が切れやすくなったり、詰まったりしやすくなるリスクが高まる」
という事です。
塩分、糖質、脂質を控える必要はありますが、「摂取しない」事も逆にリスクになりますので、野菜や果物なども取り入れ、塩分・糖分・脂質を控えめにしたバランスのよい食事を摂ることが重要です。
「美味しい物は、脂質と糖で出来ている。」
この言葉が身に染みる今日この頃です(笑)
マックのセットを食べながらこの記事を編集している私が罪が深い(笑)R3.5.21
運動不足のリスク
特に、普段身体を動かさない事務職の方などはリスクが高くなります。
運動不足のリスクは、筋力が衰える、骨が脆くなる、心肺機能が低下する、太るなどのリスクが高まります。
筋肉は、使わなければ退化します。特に脹脛の筋肉は「第二の心臓」と言われるくらいですから、下半身に流れた血液を上半身へ戻す働きがあります。
骨は、ある程度負荷をかけなければ脆くなります。
運動をして、呼吸を早くすることや心拍数を上げることで、心肺機能は鍛えられます。ジョギングをしていると、初めは苦しくて続けて走ることが出来なかった距離が、段々と走れるようになります。
さらに、運動をして脂肪を燃焼させなければ、肥満になります。
肥満は生活習慣病の入り口です!(いや、もう入ってるかな?)
週に2~3回、30分以上のウォーキングがおすすめです!
喫煙のリスク
せいいちゃんは、10年前に禁煙に成功しました!
禁煙に成功した成功体験は、どこかでコラム的に書きたいと思います。(笑)
喫煙をすると、体中の毛細血管が収縮して、末端まで血液が流れなくなります。
喫煙が終わると毛細血管の収縮は治まるのですが、喫煙を繰り返すたびに収縮は起こります。
それは脳の中でも同じで、脳の毛細血管も収縮して血液が流れなくなります。
タバコのニコチンは、中枢神経にはたらきかけて血管の収縮、血圧の上昇、心拍数の増加をもたらします。
さらにタールは発がん性物質です。タバコにはニコチンやタール、一酸化炭素以外にも、50種類の発がん性物質が含まれていると言われています。認知症の発症の要因になるだけではなく、様々な病気の原因にもなります。
飲酒のリスク
お酒は百薬の長
と言われる時代は、既に終わっています。
「適量の飲酒」であれば、リスクを増やすことなく飲酒を楽しむことが出来ますが、その「適量」を超えると、一気にリスクは高くなります。
適量については、人それぞれ体質等はありますので、一概に「〇〇」とは言えませんが、「血中アルコール濃度が0.1%」と言われていますので、ビールだと500mlが目安になります。(詳しくは、「飲酒 適量」で検索して頂くと様々なサイトが出てきます。)
飲酒は量が増えれば増えるだけ、様々なリスクが増えてきます。
皆さんが良く知っているところで話せば、肝臓を悪くします。他にも様々な病気を発症します。
さらに、飲酒中は脳も麻痺状態になっています。ですから正常な判断が出来ない事もあります。
認知症の原因疾患に「アルコール依存症」があります。アルコール依存症になると一気に認知症のリスクが高くなるのです。
アルコールは程よく適量を守る守ることが大切です。
ストレスのリスク
全てのストレスが、リスクになるわけではありません。
適度なストレスは、やる気が出たりします。(#^.^#)
ここで問題なのは「過剰なストレス」のリスクです。
過剰なストレスは、自律神経を不安定にします。
自律神経が不安定になると、心拍数が上がったり、血圧が上昇したり、呼吸が不安になったり、脳の機能を低下させたりし、ひどくなると「うつ病」の他「脳卒中」などを引き起こすこともあります。
さらに脳の不調は、消化器系の不調も引き起こすといわれ、癌などのリスクも高くなります。
ストレスを減らす簡単な方法の一つが「睡眠」です。
ストレスについては、このブログで取り上げたいと思いますので、首を洗って・・・
じゃ、なくて、首を長くしてお待ちください。(次の次くらい更新します。)
まとめ
ここまで読んで頂い方は既にお分かりと思いますが、認知症の発症や進行のリスクを減らす方法は、自分自身の健康を保つ事です。
心と体の健康を保つことが出来れば、発症を遅らせたり、進行を遅らせる事も出来ます。
例えば、もう既に生活習慣病に片足を入れている人も、認知症の発症は避けられないかもしれません。
しかし、発症のタイミングを遅らせる事は出来るかもしれません。
また、既に発症している人も、進行を遅らせることで、少しでも長く今の生活を送ることが出来るかもしれません。
健康になることは努力が必要ですが、その努力の結果が長く元気で過ごせることに繋がるのであれば、健康になる努力はする価値があると思います(#^.^#)
今日はこの辺で!
ありがとうございました。(#^.^#)
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