この記事では、新人管理職やこれから管理職になろうとする人に必要な、管理職としての抑えるべき6つのポイントについて解説しています。
皆さんは管理職の仕事って明確に理解していますか?これから管理職になる人も、管理職になったばかりの人も、何から始めたら良いのか迷っている人も多いと思います。管理職になったらとりあえずここから始めたら良い6つのポイントです。
動画で見たい方は「管理職の心得・初級編」からどうぞ!
管理職の6つ心得初級編
- 行動前に深呼吸してゆっくりやる。
- 理想の管理職をイメージする。
- 現場のスタッフより現場の仕事はしない。
- 「わかっているだろう」は全く伝わっていない。
- 「お願い」を上手に使う。
- すべてのスタッフに媚びる。
管理職として仕事を行う上で、大切な6つのポイントについて解説します。
行動前に深呼吸してゆっくりやる。
- 焦りはミスの原因になる。
- ゆっくりやることで、ミスを減らすことができる。
- ゆっくりやることで、「余裕」を演出する。
- 深呼吸をしながら。行動をイメージする。
大切なことは、「一つ一つを確認しながら、ゆっくり確実に実施する」ことです。焦ってソワソワしている管理職はスタッフからは頼りなくみえます。「素早くこなす」必要はありません。しっかり確実に仕事をする上司は信頼されます。仕事は競争ではありませんからね!
理想の管理職をイメージする。
- 実在の人物でも、架空の人物でも良い。
- 格好から入り、なりきれ!
- 「なりきり」から、「定着」へ
何事も、目的地と目標設定が必要です。「目指す姿」があることで、行動のヒントを得ることができます。人は経験がないことの答えを出すことはできません。
だから、なりたい上司像をモノマネすることから初めて良いのです。
現場のスタッフより現場の仕事はしない。
- 管理職には、管理職の仕事がある。
- スタッフの「学ぶ機会」を奪わない。
- スタッフが困ったときには助太刀をする。
現場は、現場のスタッフが活躍する場所です。そのスタッフの活躍の場を奪うことは、スタッフの成長を阻害することになります。スタッフの成長は、職場自体のレベルアップになり、あなたの評価にも繋がします。スタッフの成長は最優先事項です。
「わかっているだろう」は全く伝わっていない。
- 理解力は人それぞれと考える。
- 1~10まで説明する。
- ときには「例え話」を使ってわかりやすくする。
- 専門用語を使わない。
どんなに長く連れ添った夫婦でも、親子でも、相手が考えていることの1割も読み取ることはできません。だからこそ、言語・準言語・非言語をフル導入して「伝える」ことが大切です。
ちなみに上記の赤文字部分が「例え話」を織り交ぜた説明です。(^o^)
「お願い」を上手に使う。
- 人は「お願い」されると断りにくい。
- 「お願い」は笑顔で言う。
- スタッフに断るチャンスを作る。
笑顔で「お願い」されると、本当に断りにくいです。飲み屋のおねえさんに上目遣いで「キープお願い」と言われるとキープしてしまうのが男心・・・笑
冗談はさておき、夫婦でも親子でも「○○お願いしていい?」とたのまれると「いいよ!」って引き受けてしまいますよね!職場でも同じです!上から目線で命令されるより、遥かに気持ちいいです。
「お願い」なら、どうしても無理なときも断りやすいですよね!
すべてのスタッフに媚びる。
- スタッフのきげんをとる。
- スタッフがいるから、「管理職」のポジションがあることを忘れない。
- スタッフの働きやすい環境をつくる。
媚びるというとあまり聞き心地がよくありませんが、わかりやすく言うと上記のとおりです。
つまり、人的環境である管理職はスタッフに一番影響を与える「環境」なのです。管理職の役割の一つに「スタッフの働き安い環境を作る」というものがあります。
だから、管理職がスタッフの「働きにくい環境」になってはダメなのです。
媚びる。
1.他人に気に入られるような態度をとる。機嫌をとる。へつらう。「権力者に―・びる」「観客に―・びる演技」
2.女が男の気を引こうとしてなまめかしい態度や表情をする。「―・びるような目つき」
goo国語辞典
まとめ
- 行動前に深呼吸してゆっくりやる。
- 理想の管理職をイメージする。
- 現場のスタッフより現場の仕事はしない。
- 「わかっているだろう」は全く伝わっていない。
- 「お願い」を上手に使う。 6.すべてのスタッフに媚びる。
まずは、6つの初級編を3ヶ月~6ヶ月実践することが大切です。実践することであなたの管理職としての行動は変わります。あなたが変われば、周りが変わります。スタッフを変えるより、あなたが変わることが最優先です
↓↓文字だけではなかなか伝わらないことがあるので、動画でも解説しています。↓↓