以前、「副業するなら、研修講師をおススメする3つの理由とおまけ」で講師についてお伝えしました。
今回は、自分で介護講師を始める人の為に必要な「具体的な始め方」についてお伝えしたいと思います。

介護の仕事は楽しんだもん勝ち!seiichiです!
今日もよろしくお願いします<m(__)m>
専門学校や職能団体で講師を行う場合は、介護福祉士の資格や経験年数、受ける必要のある研修などがあります。
しかし、会社の内部研修や副業として講師をする場合は、なにも資格を必要ありません。(もちろん、資格や研修の終了証がある方が、受講生は集めやすい場合もあります。)
「話すのが好きで、自分の経験したことや、学んだことを誰かに伝えたい!」「自分の空き時間を有効に活用したい」って方は参考にしてください。
研修の組み立て方や研修をより効果的にする方法は下記を参考にしてくださいね!
介護講師・介護セミナーを始める為に必要な5つの事。
研修を始める為に必要なものは下記の通りです。
- 研修に必要な物品を準備する。
- 会場を準備する。
- テーマを決める。
- 案内(チラシ)を準備する。
- 参加者を募る。
では、5つの事について解説していきます。
研修に必要な物品を準備する。
研修を行う為に必要な物品ですが、あくまでも「あると便利なもの」を含みます。絶対に必要なものから順番に紹介します!
パソコン
これは必須アイテムです。高性能な機種は必要ありませんが、ネット接続できるものが必要です。
ネットブック程度の性能で問題ありませんが、本格的に研修(集合研修)を行うならプロジェクターを使用時もありますので、VGA端子やHDMI、USB端子のあるものにした方が良いと思います。
Microsoftoffice(Word、Excel、PowerPoint)が動作出来るものなら問題ありません。
officeが無くても、キングソフトオフィスなどのソフトでも、Microsoftofficeと互換性もあるので問題ありませんが、時々レイアウトがズレる時があるので、気になる方はMicrosoftofficeが搭載されているものをおススメします。
WEB研修などを行う場合もあると思いますので、WEBカメラも搭載必須です。
動画編集や、ネットゲームをしないのであれば、下記でリンクを貼っているくらいの性能で問題ありません。
持ち運びを考えて、ノートパソコンが良いと思います。
USB端子しか搭載されていないパソコンでも、変換アダプターもあります。
Macについては使用した事がないので、他のサイトで調べてください。<m(__)m>
プリンター
作成した資料を印刷する為には、必ず必要になります。
高級なプリンターは全く必要ありませんので、自分が購入できる範囲で構いません。
データを持ち込んでのプリントサービスを利用してもよいと思います。
私は試しプリントして、資料の調整をしたいので自分でプリントしています。
もちろん、会社の内部研修の場合は会社でプリントしてもらってください。また、依頼があって研修を行う場合も、主催者にプリントをお願いしてください。
プロジェクター
PowerPoint等で作成した資料を投影する為に必要になるのが、プロジェクターです。
大きな会場で研修を開催する場合は、会場で借りることも出来ますが、小さなレンタルルームだと用意されていない場合もありますので、持っていて困りません。
これも、高級なものは必要ありませんし、知り合いから借りる事ができるなら借りて問題ありません。
紙ベースやWEB研修を行うなら、全く必要ありません(笑)
スクリーン
無いならないでどうにかなるのが、スクリーンです。
研修を行う会場の壁が「白」なら、壁に投影すればよいのです(笑)
ホワイトボードに投影してもOKなので、購入には慎重になってください(笑)
また、大きなスクリーンになると持ち運びも不便です。
少人数で研修を行う場合も、紙ベースの資料で問題ありません。
研修に「やっている感」を求めるなら、コンパクトで手ごろなスクリーンを購入してください。
⇓このくらいで問題ないです。⇓
タブレット端末(あると便利)
これは無くても全く問題ありませんが、あると荷物が減るので便利です。
パソコンで作成したデータをタブレット端末に移して、タブレット端末をプロジェクターに接続して投影をします。
パソコンよりコンパクトで軽いので持ち運ぶ際に便利です。
必要ありませんが、参考までに!
会場を準備する。
介護研修を開催する場合には、会場も必要になります。
最近では、WEB研修も多くなっているので、自分はWEB研修だけをする!って方は、ZOOMなどを用意すれば大丈夫です。
ただ、初めの内は集合研修を行って、受講生の反応を見ながら進める方がよいと思います。
その理由は、伝わっているかどうかの反応がみれるからです。
研修を行うなら、何か一つでも伝わってほしいと思います。
自分の伝え方でちゃんと伝わっているのか、反応をみることが大切です。
集合研修であれば、会場で反応を見る事が出来ますので、研修終了後の自分の振り返りが出来ます。
話が少し脱線しましたが、研修会場にはレンタルルーム等がおすすめです。
公民館や集会場など、無料で使える会場は営利目的の研修等に貸してくれない場合があります。
営利目的で研修を行う場合は、「会場費」を少し払ってでも、レンタルルーム等を借りる事をおススメします。
私の近くには、4時間3,000円程度で借りれる場所があったので、いつもそこを借りていました。
近くにレンタルルーム等がない場合は、職場の会議室を有料で借りる方法もありますが、副業を認めていない企業の場合は貸してくれない場合もあります。
自宅が広い人は、自宅で開催してもよいと思います。
どうしても、会場がない!って方は、初めからWEB研修で行うしかないと思います。
集合研修ほど、受講生の反応をリアルに感じることはできませんが、場所が無いのですから仕方ありません。
テーマを決める。
ここまでは、物品や場所の話をしてきましたが、研修のテーマが決まっていなければ、研修を開催することはできません。
どうやってテーマを決めるのか?ですが、ズバリ!
「自分が一番得意とする分野」や「自分がもっと学びたいと考えている分野」です。
今回は「介護講師」なので介護の分野になりますが、極端な話「趣味」の分野でもOKです。
自分が自信をもって話さる分野で勝負する方が、不安も少ないですし、研修を組み立てる場合も比較的楽に出来ます。
テーマの決め方や研修の組み立て方は下記を参考にしてください。
案内(チラシ等)を準備する。
最近では、紙ベースのチラシは少なくなっていますが、SNS等で案内する場合にも、「チラシの写真」を使うことがあります。
WordやPowerPointで、案内チラシは作成できますので、研修のテーマや内容の要約、講師のプロフ、申し込み先等を記載したチラシを用意しましょう。
SNSを見てた人から、紙のチラシが欲しいを言われても、プリントするだけでOKですので、作成することをおススメします。
私の場合も、PowerPointでチラシを作成し、その写真をSNSに投稿していました。時々、チラシが欲しいと知り合いの事業所から連絡を頂いていたので、プリントして届けていました。
初めは手間がかかりますが、何度か作成していると、簡単に作れるようになります。
参加者を募る。
介護講師を行う上で、一番大変で一番必要なことが「参加者集め」です。
初めは、知名度なんてありませんから、正直集まりません(笑)
私も、受講生0人の研修を何度も経験しています。
多分今でも、タイミングを間違えば、参加者0名の研修を開催できます(笑)
本当に、根気が必要な作業です。
今では、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを活用して、参加者を募ることが出来ますが、それだけでは不十分です。
LINEのタイムラインや、直接知り合いに連絡をいれるなども必要になります。
イベント好きの知り合いに声をかけて、広めてもらうことも大切です。
そして、最も大切なことは、不定期でも良いので「続ける」ことです。
参加したいと思っていても、タイミングが合わなくて参加出来ない場合もありますし、テーマによって参加を決める方もいます。
例え、参加者が0名でも続けてください。開催セミナーが定着するまでには時間がかかります。
開催を続けて、参加者を募り続けてください。
日々の積み重ねが大切です。
まとめ
今日は、自分で始める介護講師や介護セミナーの始め方について解説しました。
介護研修を開催する為に必要な準備は下記の通りです。
- 研修に必要な物品を準備する。
- 会場を準備する。
- テーマを決める。
- 案内(チラシ)を準備する。
- 参加者を募る。
必要物品も0から準備するとそれなりのコストがかかりましが、パソコンやプリンターはあるものを活用することで、コストを下げる事が出来ます。
プロジェクターやスクリーンも開催方法を工夫することで、必要ありません。
研修講師を始めるにあたって大変なことは、
- 研修の内容を決めること
- 資料を作ること
- 参加者を集めること
の3つです。(人前で話すことは実は難しくありません。ちゃんと準備をすれば話せます。)
以前「副業するなら、研修講師をおススメする3つの理由とおまけ」でもお伝えしたように、研修講師は足りずに、様々な団体が探しています。
資格要件や、研修の修了が必要ない研修も沢山ありますので、研修を続けていくうちの、団体等から声がかかることもあると思います。声がかかるようになると、定期的に研修講師の依頼が入ってくるようにもなります。
大切なのは声がかかるようになるまで、続てる事です。
みなさんのブログを参考に、介護講師を目指してみてはどうでしょうか?
では今日はこの辺で!
ありがとうございました。(#^.^#)
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