この記事では、読書好きだけど家事や育児、仕事が忙しく本を読む時間が取れない方へ、スキマ時間を活用して読書を充実させる方法をお伝えします。
実はわたしは本が大好きです。マンガ本から自己啓発本、小説まで幅広く本を読みます。今では講師の仕事の為に専門書を読むこともありますし、副業の知識を得るためにマニュアル本も読みます。
このブログを立ち上げたのも、ブログ関係の本やレポートを読んで立ち上げました。
私が本好きになったのは母の影響です。元々マンガ本が好きだったのですが、マンガ本ばかり読んでいたら馬鹿になると考えた母が、読みながら色々と想像を働かせることのできる小説を勧めて来ました。
はじめは活字ばかりで読むと眠たくなって来ていましたが、読みながら風景を想像したり登場人物の心情を想像したりするうちに、推理小説の面白さにハマったのです。
その時に読んだ本が島田荘司さんの「奇想、天を動かす」でした。
小説好きには有名な作品なので読んだ方も多いと思いますが、まだの方はぜひ読んでほしい作品です。
ただし、この作品には忍耐力が必要なので最後まで諦めずに読んでほしいです。私も途中で何度挫折しそうになったことか(笑)
この作品の面白さから、推理小説にハマり本を読むことの楽しさを知ったのです。
本人は自分が体験できない世界があったり、私の知らない知識があったりと情報の宝庫です。
資格試験を勉強をするときも、管理職になって悩んだ時期も、講師になって圧倒的な知識の少なさに愕然としたときも、本に助けられて来ました。
今でも、本で知識をインプットしています。
が、しかし、最近は仕事の多忙さや副業講師で休みが取れなかったりで、本をよむ時間を取れなくなってきています。さらに、活字をみると眠たくなってしまいます。
それでも、本を読みインプットの作業をしなければ講師の仕事も出来ませんし、その他の副業も出来ないのです。
そこで思いついたのがスキマ時間で「聞く読書」ができるオーディオブックの活用です。
今私が活用しているのがAmazonのAudibleです。
月額1,500円で聴き放題のプランに加入して、月に5~7冊くらい聞いています。
Audibleの説明はこのリンクから入って確認してください。
ではここからは、私がどのようなときにこのオーディオブックを聞いているかお話します。
みなさんも私の使い方を参考にして、自分なりの使い方を見つけてください。
オーディオブックの活用法
- 通勤時
- 移動時
- 終業後の帰路
- 入浴中
- 家事中
- ウォーキング中
- 就寝前
主にこの7つの場面でオーディオブックが活躍しています。
通勤時
通勤時間は、バイクで15分前後です。この15分も無駄にしません(笑)
Bluetoothのイヤホンを片耳だけにはめて、オーディオブックを聴いています。
両耳にイヤホンをつけると周囲の音が聞こえなくなるので、片耳だけにしています。
道路交通法では、運転中のイヤホンの使用は禁止されていませんが、周囲の音が聞こえないような音量で音を聞いて、事故になった場合に「安全運転義務違反」になる可能性もあるので、あえて片耳だけにしています。
移動時
私の場合は、職業柄「移動時間」が存在します。
もちろんその移動もバイクなので、片耳イヤホンでオーディオブックを聴きながら移動しています。
場合によっては1時間半くらいの時間を使って、6箇所くらいの事業所に書類を届けることがあるので、この時間を使わないのはもったいないです。
以前は音楽を聴いていたのですが、今ではモチベーションを上げたい時にお気に入りの音楽を聴いて、それ以外の時はオーディオブックを聴いています。
音楽2:オーディオブック8くらいの割合です。
終業後の帰路
これはほとんど通勤時の同じなのですが、時々買い物を頼まれる時があるのでその買い物の時もオーディオブックを聴きながら買い物をしています。
周りの人は、私がオーディオブックで「思い通りに人を動かすヤバい話し方」なんて本を聴いているとは思いませんよね(笑)
入浴中
皆さんは入浴にどれくらいの時間を使いますか?
私の場合は1回の入浴で30分(平均)くらいの時間を使います。
半身浴をする時は浴槽の中に45分は入るので、スマホを防水ケースにいれて動画をみるのですが、普段の入浴は洗身15分、浴槽15分の計30分くらいです。
この時間もオーディオブックを聴く時間に使っています。
動画なら洗髪中とかは見ることが出来ませんが、オーディオブックなら耳で聴くだけなので洗髪や洗身中でも問題ありません。
家事中
私の家庭では家事が分担制です。
家内が仕事が遅くなるときや、日曜日は私が料理を担当します。
そんな時でも、片耳イヤホンでオーディオブックを聴いています。
読書と違って両手が塞がらないので、調理しながらでも読書?できます。
ウォーキング中
すこし呼吸が早くなるくらいの有酸素運動を行っている時は脳も活性化していると、脳科学でも立証されています。
つまり、よりインプットしやすい状態になっているのです。
この状態を逃すのはもったいないですので、ぜひ、オーディオブックを聴いてください。
身体は健康になり、知識も増える!
ちなみに、有酸素運動が血流をよくするため、脳にも多くの血液が流れます。
脳はその血液から栄養を取り込みますから、血流が良くなればなるほど脳の健康状態も良くなります。
実は、認知症の予防にもウォーキングは有効なのです。
就寝前
脳に記憶として定着させるには、学習後すぐに寝ることが大切だと言われています。
これは、脳科学者や精神科医も推奨しています。
脳は寝ることで記憶を整理します。
ですから、寝る前の15分くらいオーディオブックを聴きその後の他の情報を入れずに寝ると、朝にはオーディオブックの情報が整理されて記憶に定着するのです。
Audibleの場合、再生時間の設定が出来ますので、私は布団に入って再生時間を15分にして寝るようにしています。ちなみに再生速度も調整できます。私は1.2倍速でいつも聴いています。
オーディオブックを更に有効にする聴き方
実は、オーディオブックをさらに有効にする聴き方があります。
活用法でも少し触れましたが、この方法を上手く組み合わせることでより学びは強くなります。
- 有酸素運動をしながら又は運動後に聴く。
- 寝る前に15分間聴いてすぐに寝る。
- 知識にするなら右耳、潜在意識に働きかけるなら左耳。
- アウトプットする。
この3つのことを抑えて実践すると良いと思います。
有酸素運動をしながら又は運動後に聴く。
活用法でも説明しましたが、脳に栄養を送っているのは「血液」です。
有酸素運動を行うことで、血流がよくなり脳に栄養と酸素が多く運ばれるようになります。
つまり、脳が活性化された状態になるのです。
普段からウォーキングやジョギングをされる方は、月のうちの数回を音楽からオーディオブックに変えてみてください。
寝る前に15分間聴いてすぐに寝る。
これも活用法の中で説明をしました。
寝ると脳は情報の整理をします。ですから、寝る前15分は「インプットのゴールデンタイム」と言われています。
まずは「寝ながら」で良いので、再生時間を15分に設定して試してみてください。
知識にするなら右耳、潜在意識に働きかけるなら左耳。
人間の大脳は右脳と左脳に分かれています。
右脳と左脳では役割が違います。
右脳は「知覚や感性」を司っています。
左脳は「思考や論理」を司っています。
つまり、自己啓発やマインドセットは左耳から右脳に働きかけ、記憶に定着させたり論理的に理解する必要があることは右耳から左脳に働きかけるのです。
まぁ、そんな難しいことは私がバイクで移動する時に、今聴いている本の種類を考えてイヤホンをどちらの耳にするか考えれば良いだけです。
皆さんは、両耳で聞けばなんの問題もありません(笑)
アウトプットする。
実は、オーディオブックを有効活用する上で最も大切なことはこの「アウトプットする」ことです。
人間の脳はインプットだけでは脳に記憶として定着しにくいのです。
ですから、学びや気付きを紙やノートに書いたり、SNSに投稿したり、ブログに書いたりすることが大切です。
「アウトプット大全」や「インプット大全」の著者、精神科医の樺澤紫苑先生は2周間で3回アウトプットすると長期記憶に定着すると言っています。
ですから、みなさんも学びや気付きは家族や友人に話してみたり、SNSに投稿してみたりしてください!
まとめ
オーディオブックの活用法は理解いただけたでしょうか?
読むことが苦手でも、忙しくて本を手にする時間がなくても、読書は続けることが出来ます。
スキマ時間を活用し、ながら読書でも十分知識を得ることが出来ます。
実際に私が実践しています。
ぜひこの機会に、オーディオブックを始められてみてはいかがでしょうか?
Audibleなら初月が無料で試すことが出来ますし、月々1,500円の聴き放題プランもありますので始めやすいと思います。
ではきょうはこの辺で!